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AEDを女性に使った男性がセクハラで訴えられた、というデマを作り出すメリットはなんなのでしょうか?まずは男女別にこの点を整理していきます。
▼またAED論争についてはこちらの記事にまとめて解説してあります


▼デマを発信する理由とは別に、AEDの実施を過度にさける人の理由についてもこちらで解説しています


AED論争の”デマを発信する”メリット(男女別)


男性のメリット
1. 社会的影響力の向上
SNSでバズることで注目を集め、フォロワーを増やせる
自分の意見が「真実」として広まることで承認欲求が満たされる
2. 男性側の「被害者意識」の強化
「男性は不当に扱われている」というナラティブを作り出し、共感を得る
「助けても報われない」「女性が悪者だ」という構図を広め、支持を集める
3. ジェンダー間の対立を利用できる
「女性の権利ばかり主張され、男性は冷遇されている」という論調を強化できる
既存のフェミニズム批判と結びつけやすく、同じ思想を持つ人と結束できる
4. 自己の心理的不満の解消
現実社会での不満(恋愛・仕事・人間関係)をネット上で解消できる
女性から振り向かれないことの怒りや嫉妬を「女性側の問題」に転嫁できる
認知的不協和を解消し、「自分は正しい」という思考に落ち着ける
5. マスキュリニティの維持
「男は守る側」「女は文句を言う側」という構図を作り、優位性を保とうとする
自分が無力である現実を直視せず、「社会のせい」にできる
6. 社会の分断を煽ることで自分の立場を強められる
「フェミニズムは行き過ぎだ」「女性は利権を得ている」と主張し、支持を得る
男性同士の結束を強化し、社会的なポジションを確保しようとする
7. 娯楽・ストレス発散
「女性を批判することでスカッとする」感覚を得る
炎上を楽しみ、ネット上での「勝ち負け」を体験できる
女性のメリット
1. 被害者ポジションの強化
「女性は常に被害を受ける立場」と主張することで、共感を得られる
セクハラやハラスメントの問題を社会的に可視化する材料として利用できる
2. 社会的な議論を自分に有利な方向に導ける
「女性は安全を脅かされている」という主張を強化し、フェミニズム運動を推進できる
「男性の行動には常に警戒すべき」という風潮を広められる
3. 自身の立場を強める
「女性の権利拡大を主張する立場」として注目され、社会的な影響力を得られる
「弱い立場の女性を守る」という立ち位置を確立できる
4. 社会的制裁を強めることで自分の安全を確保
「AEDを使うことすら危険」と思わせることで、男性の接触を減らせる
女性の安全確保を名目に、男性側に行動の制限を課せる
5. メディアやSNSでの発信の機会を増やせる
フェミニズムや女性の権利を主張することで、インフルエンサー的なポジションを得やすい
メディアや研究者から取材される機会が増える
6. 議論の主導権を握る
「AED問題=女性差別の象徴」と位置付けることで、ジェンダー問題をリードできる
男性側の「被害者意識」に対抗し、自分たちの正当性を強調できる
7. ネット上での支持を集められる
同じ考えを持つ人とコミュニティを形成し、相互に支持し合える
「私も同じ経験がある」という共感の声を得やすく、影響力を高められる
結論
AEDのデマを書く人の心理は、男性・女性で異なるが、共通するのは「自分の立場を強めたい」「社会的な影響力を得たい」「自己の心理的不満を解消したい」という動機にある。
• 男性は「自分たちは被害者だ」「女性の権利ばかり優遇されている」と主張し、結束を強める
• 女性は「私たちは被害者だ」「男性の行動には注意すべき」と主張し、社会的な影響力を強める
結局のところデマは「自分の不満や価値観を広めたい」「社会的な影響力を持ちたい」という欲求が絡み合って生まれるものだと考えている。これはSNS時代の情報戦略の一部とも言え、今後もこうしたデマの発生は絶えないと思われる。
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しかし、「AEDを使って訴えられた」というデマ発信者はほとんど男性だと考えている、なぜか?気になりませんか?その理由はAED論争によるメリットが圧倒的に男性側が多いためである。以下はあくまでも個人の意見だが、なぜ男がデマを生むのか、その心理分析である。
なぜ男がデマを生むのか
認知的不協和と自己正当化
人は、自分の考えや感じ方と現実が食い違うと、不快な気持ちになります。これを「認知的不協和」と言います。例えば、女性を価値ある存在だと思いつつも自分が女性から関心を持たれないと感じると、その理想と現実のギャップにストレスを感じます。このストレスを減らすために、「女性は助けても訴えてくるかもしれない」といったデマを信じたり広めたりすることで、自分の行動を正当化しようとするのです。つまり、女性から興味を持たれないのではなく、「女性は邪悪で、お高く止まっていて近寄りたくない」と考えることで、実際には興味を持たれていないという現実を受け入れず、「自分があえて近づかないだけだ」と正当化しているのです。
投影と防衛機制
自分の中の受け入れがたい感情や欲求を、他人のものだとみなす心理的な仕組みを「投影」と言います。例えば、女性に対して興味や関心を持っている自分を認めたくない人が、その感情を女性側の問題として捉え、「女性は男性の行動をセクハラと感じる」といったデマを流すことで、自分の内面の葛藤を他人に押し付け、心の安定を保とうとするのです。
社会的同調と多元的無知
人は、周りの人と同じように行動したいという気持ちがあり、特にインターネット上では、注目を集めるために過激な情報やデマを発信することがあります。これにより、一時的に承認欲求が満たされ、他の人も同じ情報を広める傾向が強まります。さらに、「多元的無知」という現象では、個々人が内心ではその情報に疑問を持っていても、周りが信じていると思い込み、自分もそれに従うことで、デマが広がりやすくなります。
ミソジニーと社会的学習
一部の男性は、社会的な背景や個人的な経験から、女性に対して否定的な感情(ミソジニー)を持つことがあります。これらの感情は、家庭環境やメディアの影響、人間関係の中で学び、強まることがあります。その結果、女性に対する偏見や敵意が生まれ、それを正当化するために、女性を悪く言うようなデマを作ったり広めたりすることがあります。
まとめ
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今回のAEDに関するデマの背景には、認知的不協和や自己正当化といった心理的要因がありますが、これは災害時のデマにも当てはまります。SNS上では、フォロワーを増やすことや承認欲求を満たすこと、あるいは単なる娯楽としてデマを拡散する人もいます。こうした情報が対立を生み、社会に混乱をもたらすことも少なくありません。重要なのは、議論の中で相手の「真の目的」を見極め、冷静に対応し、情報の真偽を判断する姿勢を持つことです。



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