FP・看護師・防災士の3つの視点で教える、有事のサバイバル戦略
「日本には直接関係ない」「ミサイルが飛んでくるわけじゃないし」——そう思っていませんか?
気持ちはよくわかります。でも、ちょっと待ってほしいんです。
現代の戦争は、遠い国で起きていても、目に見えない糸で私たちの食卓・財布・家族の健康につながっています。
「備えがあるから大丈夫」と家族に言える親になるために。今回は、シンクタンクの予測シナリオをもとに、日本への具体的な影響と、今すぐ動ける対策を徹底的に解説します。
「不安を感じた日」が、「家族を守り始めた日」になります。
1|世界の専門家が警告する「3つの最悪シナリオ」
海外の主要シンクタンクや地政学リスクの専門家は、現在の緊張が日本に与える影響を3つのフェーズで分析しています。一つずつ、丁寧に見ていきましょう。
シナリオ① エネルギー・インフレの長期化(最も現実的なライン)
局地的な衝突が続くだけで、原油価格は1バレル=100ドルを突破する可能性があります。
すると何が起きるか。ガソリン代と電気代が跳ね上がる——それだけでは終わりません。
輸送コストが上がれば物流費も上がり、肥料価格が上がれば農産物も上がる。数ヶ月後には、スーパーのあらゆる食料品が「また値上がりした」という状況が待っています。
- ガソリン代・電気代の高騰
- 食料品・日用品の再値上げ
- 住宅ローンや教育費を圧迫するインフレの長期化
シナリオ② 円安・為替の急激な変動(家計直撃のリスク)
「為替なんて投資家の話でしょ?」——いいえ、これはもう私たちの日常の話です。
有事が起きると、投資家は「安全資産」に資金を移します。中東の緊張が高まるたびに円が売られ、1ドル=160円・170円という円安が現実になってきました。
円安になると何が起きるか——身近なところから見てみましょう。
- 輸入小麦の値上がり → パン・パスタ・お菓子が高くなる
- 輸入牛肉・豚肉の値上がり → 食卓のコストが直撃
- ガソリン・灯油・光熱費がさらに上昇
- 子どもの服・おもちゃ・ベビー用品も軒並み値上がり
「なんかまた値上がりしてる…」と感じたその瞬間、それが円安の影響です。特に子育て世代は支出が多いぶん、ダメージも大きい。
シナリオ③ ホルムズ海峡の封鎖(最悪のシナリオ)
日本の原油の約9割が通過するホルムズ海峡。ここが完全に封鎖されたとき、日本経済はパニックに陥ります。
オイルショックを超えるスタグフレーション(不況下の物価高)が起き、物資の供給そのものが止まるリスクがあります。
「これだけは起こってほしくない」——だからこそ、今動くことが大切です。
2|「お金・健康・家族」への影響と今から動ける対策
難しい話はここまでです。ここからは、防災家族ラボらしく「具体策」をお伝えします。
【お金の視点:FPの分析】投資増額は「正解」か?
有事を受けて、投資信託(オルカン等)の積立額を増やすか検討している方が増えています。長期目線で見れば、これは正解です。
メリット
有事による円安局面では、外貨建て資産(オルカン)を持つことが自然な円安ヘッジになります。また、市場が動揺して株価が下がった時期に積み立てることは、将来の大きなリターンにつながります。
ただし、最優先すべきは「手元の現金」
3人の子育て中の家庭で最も重要なのは、インフレで生活費が増えても耐えられる「生活防衛資金(最低1年分)」の確保です。
このキャッシュがあってこそ、投資の増額は「攻めの戦略」になります。逆に手元資金が薄い状態で積立額を増やすと、いざというとき売却を余儀なくされます。まず守って、それから攻める——これがFPとしての私の基本方針です。
【健康の視点:看護師の分析】医療・衛生のサプライチェーン
あまり知られていませんが、戦争は医薬品や衛生用品の原材料の供給も不安定にします。
今すぐできること
物流が滞る前に、常備薬や子どもの衛生用品を「普段の倍」確保しておくことを、医療従事者として強くすすめます。
- 子どもの解熱剤・鎮痛剤
- アレルギー薬・持病の薬
- 絆創膏・消毒液・マスク
メンタルケアも忘れずに
連日の衝撃的なニュースは、大人だけでなく子どもにも不安を与えます。「うちは準備してるから大丈夫だよ」と言える家族は、精神的にも強い。備えそのものが、最大のメンタルケアです。
【家族の視点:防災士の分析】「値上がり前に買う」が最強の投資
物価高への最強の対策は、金融商品ではありません。「値上がり前に現物を確保すること」です。
これは防災の観点だけでなく、家計管理の観点からも非常に理にかなっています。
3|防災ではなく「物価高投資」として買うべきモノ3選
「もしものため」に買う——ではなく、「インフレに勝つための現物資産として買う」という視点で選びました。
① 高機能ポータブル電源+ソーラーパネル
電気代高騰対策の「自家発電」という選択肢。サイバー攻撃による停電時にも、家族のスマホと冷蔵庫を守る生命線になります。
「停電時に子どもを怖がらせない」という安心感は、お金では買えません。でも、これで買えます。
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② 高性能携帯浄水器(GS-2811など)
インフラ攻撃で水道が止まったとき、お風呂の水や雨水を飲料水に変えられる技術はもはや必須の「家族の盾」です。
看護師として断言します。不衛生な水が原因の感染症は、子どもに深刻なダメージを与えます。浄水器は「命の投資」です。
③ ローリングストック用「高栄養・長期保存食」
食料インフレが加速する今、1年分を安いうちに買い溜めることは、どんな金融商品よりも高い「実質利回り」を生む投資です。
「備蓄は怖い人がするもの」ではありません。賢い家計管理の一部です。ローリングストックで無駄なく回していきましょう。
「避難生活で一番不足し、かつ体調崩壊の引き金になるのが『タンパク質』です。僕は普段のトレーニングだけでなく、最長18ヶ月持つ高コスパな保存食としてプロテインをローリングストックしています。
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まとめ:不安を「準備」に変える、今日からの一歩
アメリカ-イランの緊張は、私たちに「依存のリスク」を突きつけています。エネルギー、食料、そして資産。他者や他国に頼りすぎず、自立した「家族の守り」を今日から始めることが、何よりも大切です。
「世界が不安定な時こそ、家の中を一番安全で豊かな場所にする」
今日できることは小さくていい。
備蓄を一品追加する、家族と「もしものとき」を話し合う、生活防衛資金を確認する。
その小さな一歩が、必ず家族を守ります。
参考・出典
- Oxford Economics: “Global Economic Outlook 2026 – Geopolitical Risks in the Middle East”
- Chatham House: “The Impact of Persian Gulf Tensions on Energy Supply Chains”
- 野村総合研究所:「中東情勢の緊迫化に伴う日本経済への影響試算(2026年3月)」
- 日本銀行:「実質賃金と輸入物価指数の相関に関するレポート」


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